神田陽司先生
開演前には大隈重信の演説の録音が流され、雰囲気を盛り上げた。続いて23区支部代表で中野稲門会長の海老沢勝二氏が挨拶し、会は幕を開けた。
演目は古今亭菊太楼師匠の落語「芝浜」。年の瀬らしい演目であった。そして、神田陽司先生が演じる本日初公演の創作講談「大隈重信」は、神田師匠が丹念に調べ上げ、大隈重信の人間像を浮き上がらせた。師の歯切れのいい口調で、教科書にも載っていない事実まで掘り下げて語られた。
古今亭菊太楼師匠
会の終わりは恒例の校歌斉唱。豊島稲門会・23区支部幹事石川範行氏が力強くリードした。
なお、講談「大隈重信」は3月中旬にCD化される。