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野田稲門会 第37回散策の会「大隈重信雉子橋邸跡~早稲田通り」を開催
2024年12月16日
野田稲門会
第37回散策の会「大隈重信雉子橋邸跡~早稲田通り」を開催
2024年11月23日(土)良い天気に恵まれ、9人で第37回野田稲門会散策の会を実施しました。今回のテーマは、現千代田区役所に立つ大隈重信雉子橋邸跡の碑を見てから、靖国神社前から始まる早稲田通りを神楽坂まで歩くことです。
皆さまは「大隈重信雉子橋邸」をご存じでしょうか? 大隈重信邸というと「築地梁山泊」「大隈庭園内」は有名ですが、「雉子橋邸」をご存じない方も多いのでは? 九段にある現千代田区役所の場所は、1876(明治9)年から1884(明治17)年まで大隈重信邸(雉子橋邸)があった場所で、時まさに1881(明治14)年の政変により大隈重信候が政治の場を離れ、1882(明治15)年に東京専門学校を設立した時に住んでいた場所なのです(東京専門学校の私学設置願いの住所がまさにこの地)。その後、1884年(明治17年)に大隈庭園内に居を移しますが、この雉子橋邸からほど近い靖国神社前からなんと「早稲田通り」が始まっているのです。
そう! まさに早稲田大学へ向かう道が「早稲田通り」なのです。そんな早稲田大学創設の歴史を思い起こしながら雉子橋邸から早稲田通りを神楽坂まで歩きました。途中北の丸公園、武道館、近衛師団跡、靖国神社、築土神社、東京大神宮等も見ながら神楽坂「別邸鶏茶屋」まで歩き、名物親子丼御膳をいただきました。校友の方にはぜひ一度、早稲田大学創設のルーツの道を歩いていただけたらと思います。
●「雉子橋邸」については早稲田大学ホームページでも紹介されています。
●「雉子橋邸跡の碑」は千代田稲門会が年に一度清掃活動を行い、見守っています。
(文責者:福島寛之)