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川崎稲門会:ワセダサロン9月例会を開催

2024年10月7日

川崎稲門会

ワセダサロン9月例会を開催

川崎稲門会は、ワセダサロン9月例会を2024年9月21日(土)12時から武蔵小杉の「ホテル・精養軒」で開催した。新規の会場に21人が集い、板橋幹事長(1977年政経)の司会進行、井上会長(1969年法研)の乾杯で始まった。会長は9月でも酷暑の一方で豪雨、大谷選手の快挙、新幹線の連結器が外れる等の前代未聞の出来事があり、とても目まぐるしいとあいさつした。事務局からは県下稲門会の資料回覧と来月の校友大会の準備状況等を報告した。

当日は、10月の校友大会でゲストとしてオペラの一端を演じていただく予定の丸尾有香氏に「オペラと私」の題で語っていただいた。丸尾氏は川崎市麻生区の昭和音楽大学卒で藤原歌劇団団員、メゾソプラノのオペラ歌手である。長崎県で生まれ、小学生の頃、合唱で先生から褒められたことから音楽を目指す。高校では声楽コンクールに出場するが、銀メダルを取れたものの、生来の負けず嫌いの悔しさからか次年度に再挑戦、金メダルを取った。長崎で原語上演のオペラを聞き、昭和音楽大学の教授に出会い、運よく給付奨学生として入学した。努力のかいもあり4年間給付生の座を守り、友人家族の協力で住まいも確保でき、さまざまなアルバイトをしながら音楽を続けた。

2014年にイタリアのペローザのオーディションに受かり、オペラ「ランスの旅」で欧州デビューを果たした。オペラ歌手は体が楽器となるため、帰国後にスランプもあったが、バリトン歌手の先生に出会って基礎からやり直して復活した。ジャズやポップス等のさまざまなジャンルにも挑戦し現在に至っている。質疑応答では、オペラは言葉の理解度、入場料も高価で敷居が高いのではとの指摘に対し、オペラは歌手だけでなく、オーケストラや合唱、衣装、大小の装置などにもコストがかかる総合芸術である。入場料は海外の本場に比べると大幅に安い。日本の会場は豪華さや荘厳さでは海外には及ばないが、音響レベルははるかに高いとのことだった。本人は勝気な性格と謙遜するが、弛まぬ努力や持前の明るさと前向きな姿勢に敬服するばかりの講演だった。時間となり、幹事長のリードで校歌を斉唱し、講師にエール贈って散会した。

(山田 隆記)

《参加メンバー・敬称略》池田明彦、板橋洋一、井上勝利、越智威雄、織戸四郎、児玉總一郎、清水秀紀、曽禰純一郎、多奈部純一、綱川健一、永井聡、永島偉行、
濱志津子、平沢和久、保科卓爾、見田元、宮崎恒充、森脇敏和、柳沢雅広、
山田隆、山本哲也、講師:丸尾有香氏

井上会長によるあいさつ

丸尾有香氏による講演

会場の様子

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