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川崎稲門会 第23回歴史散策―大磯駅から旧吉田茂邸等へ―
2019年5月22日
天気予報は曇で雨も予想されたが、大磯駅前は快晴、絶好の散策日和となった。駅前で簡単な自己紹介を交わした後、まずは澤田美喜記念館に向かい、高台にあるノアの箱舟を模した記念館・聖堂に入る。われわれ18人に対し、係の方が丁寧な説明をしてくれた。戦前から収集された、多くの隠れキリシタンの遺品に圧倒される思いであった。
次に向かったのは、日本三大俳諧道場の一つといわれる鴫立庵である。ブナの大木と深い沢の流れ、かやぶきの草庵に西行法師の時代をしのぶも、あまりの時代の変遷にこの一画だけ取り残された風情を感じる。
次に訪れたのは、旧島崎藤村邸。戦前の日本家屋の佇まいが大正ガラスを使った引き戸に感じられ、懐かしささえ覚える。藤村邸を後にして伊藤博文が利用したといわれる、統監道を歩いてからバスで旧吉田茂邸へ。満開のバラが出迎えてくれた。各自、自由行動で邸内を見学してから庭園を散策し、小一時間を過ごす。
最後に訪れたのは、国道1号線を挟んで向かいの旧三井邸のあった城山公園。展望台で湘南の海の向こうにかすむ真鶴半島・伊豆半島を眺め、バスで大磯駅へ。途中の横浜の懇親会で盛り上がり散会となった。
(児玉總一郎 記)
●参加者:阿部理絵子、稲葉茂、井上勝利、大石悟朗、大江宏器、大槻俊一、越智威雄、小泉保彦、児玉總一郎、島岡栄基、綱川健一、土肥恭一、能智和美、濱志津子、保科卓爾、見田元、森本正、山田隆
●お問い合わせ先:waseda@tsunakawa.jp
●ウェブサイト:http://www.quon.asia/sns/?m=sns&a=page_c_home&target_c_commu_id=249