中小企業診断士稲門会は2018年11月17日（土）に第37期定時総会・講演会を開催しました。今回の会場は大隈ガーデンハウスでした。大隈ガーデンハウスは1990年に竣工したカフェテリア形式の学食で、大隈講堂の裏手にあります。オープン当初は早稲田に不釣り合いなくらいしゃれたところでしたが、30年近く経って大隈庭園の森にすっかり溶け込み、落ち着いたスペースになっています。
　講演会では、早大理工学部出身で東京電機大学名誉教授の脇英世先生が「シリコンバレーのベンチャースピリット～日本のいまの若者と何が違うのか～」と題して講演しました。米国東海岸や日本の若者は、給料やストックオプションなどに価値観を見いだしているが、シリコンバレーのある米国西海岸の若者は、「世界を変える」という価値観を持つ若者が多いとのことでした。中国の若者の気質も米国西海岸に近く、これから日本の脅威になるとのお話でした。
　出席者は、来賓としてお招きした中小企業診断士三田会や紫紺会、稲士会各会などを含め40人以上で、盛況となりました。懇親会でも熱心に交流する様子が見られ、締めくくりには「都の西北」を全員で3番まで斉唱し、お開きとなりました。
　中小企業診断士稲門会は来年も各種イベントを企画するとともに、各会との交流などアクティブに活動していく方針です！
（山本光康 記）

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