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2002年次稲門会(平成14年卒) 流鏑馬文化と早稲田・高田馬場 ~保存文化 とその未来について~
2018年10月21日(日)稲門祭にて、2002年次稲門会主催イベント「流鏑馬文化と早稲田・高田馬場 ~保存文化とその未来について~」を開催いたしました。流鏑馬ゆかりの地である高田馬場・早稲田において修練を積み、各地で流鏑馬奉納に参加している校友・堀田祐介さん(2002年卒)による流鏑馬文化についての講演、校友・大友康太朗さん(2014年卒)ならびに現役学生・高橋大河さんとの保存文化の未来に向けた対談のほか、木馬による流鏑馬の実演も行いました。当日は老若男女問わず約100名の方にお越しいただきました。教室内の実演だったため音の反響が良く、弓矢で的を射た時の迫力は凄まじいものがありました。
保存文化が抱える最大の課題は、後継者不足にあるとのことです。道場における技の伝承は、先生はおらず、先輩から基本的な所作を教わるのみで、後は先輩の行いを見て学ぶというのが基本とのことですが、今の若い世代のニーズに合わせて、そのような姿勢も見直す必要があるかもしれないと堀田さんが語ったことは印象的でした。また、堀田さんは、日本人は日本文化をもっと学ぶべきだと述べました。海外へ行くと、日本人以上に日本文化に通じた外国人に出会うことも少なくありません。文化交流は、組織のレベルではなく、個人のレベルでも行えるものだと堀田さんが語ったことも印象的でした。そのためには、日本人が日本文化にもっと関心を持たなくてはなりません。
イベント終了後は、子どもたちが木馬に乗っての記念撮影会でにぎわいました。そのように流鏑馬に興味を持った子どもたちの中から、次の担い手が生まれることを期待します。
2002年次稲門会では、これからも同期の皆さまの交流の機会を提供してまいります。皆さまお気軽にご参加ください。2002年次稲門会へのお問い合わせやイベントなどの情報配信をご希望の方は、下記アドレスまでお寄せください。また、最新情報につきましては、下記Facebookページをご確認ください。
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(2002年次稲門会 幹事 奥山友也 記)