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中小企業診断士稲門会 春の研修旅行
2017年5月21日(日)、快晴で初夏の日差しとなる中、日本橋エリア、特に、日本橋室町一丁目の老舗を巡る「日本橋老舗ツアー」を開催し、11名が参加しました。
地域ボランティア「日本橋めぐりの会」川崎代表の案内のもと、三越日本橋本店の女将に見送られながらツアーはスタート。まずは日本の道路の起点となる道路元票や橋名板、麒麟像など日本橋を隅々探索しながら川崎代表の話に聞き入りました。
そして、創業280年の日本一の乾物屋「八木長本店」、創業168年の元祖味附海苔&献上海苔店である「山本海苔店」、創業117年の献上カステラ店「文明堂」、国賓用にワイングラスを数多く献上する「江戸切子の店華硝」にて、それぞれ店の歴史や由来、現在人気のある商品などについて詳しくお話を伺いました。
締めは、世界中のVIP御用達の寿司店「矢の根寿司」にてちらし寿司を味わいつつ、老舗を巡る環境と今後の動向、課題について川崎代表からお話をお聴きしました。「最低でも100年以上続いているのが老舗」とされていますが、今後は爆発的に老舗が増えてくるとのこと。このエリアの特長として、「他の土地と異なり、日本橋の老舗はこの土地が好きで、お客さまがほかに移っても、ここに残って商売をしている」「銀座と異なり、日本橋は自前の土地で家族経営している老舗が多く、同じ場所で長く続いている」。そんな話もご紹介くださいました。
2020年に向けて、地域内各店のシャッターに江戸の街並みを描いたり、浮世絵ののれんを掲げる動きを広げたりと、新しい試みにも乗り出しているそうです。活気あるお江戸日本橋の姿が印象に残るツアーとなりました!
(日景聡 記)
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