川崎稲門会 歴史散策第19回『横浜本牧 三渓園』 | 早稲田大学 校友会
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川崎稲門会 歴史散策第19回『横浜本牧 三渓園』

2017年4月25日

 絶好の花見日和の晴天2017年4月5日午後0時25分JR桜木町駅、幹事役の児玉總一郎氏(1971年教育)のもとへ元気に17人が参集。見田元氏(1974年法学)は午前の仕事を終えて背広姿で駆け付けた。
 乗車したバスは車内も道路も思いのほか混雑し予定より約20分遅れて三渓園に到着。三渓園参事の川幡留司氏が案内役として出迎えてくれた。園内は外国の方も多くにぎわっていた。桜の花も見事。生糸貿易で財を成した実業家として、また茶人としても知られている原富太郎氏(号は三渓)は、明治18年に東京専門学校(現在の早稲田大学)に入学し政治経済を学び、卒業後、原家の養子となり、起伏のある広大な敷地に、歴史的に価値の高い京都や鎌倉から移築した建造物を配置した造園づくりに着手。1906年に無料公開し、また横山大観や前田青邨ら若手芸術家の育成支援にも力を注いだという。明治の財界人との交流では、茶人で電力王と言われた小田原の松永安左衛門氏(号は耳庵)や三井物産の益田孝氏(号は純翁)との朝6時開始の早朝茶会のため、彼らは横浜グランドホテルに前泊した話など、原三渓の人となり、庭園の説明、由緒ある建物の歴史を名ガイドの豊富な知識を聞きながら175.000㎡の広大な敷地のなかを春の風を浴びて歩く。重要文化財の建造物を拝見しながらの2時間半あまりの散策はかなりの運動量。久しぶりの参加の大槻俊一氏(1970年理工)は歩くより静かに空間を味わいたいと木陰でしばしのんびり待機。田中清司氏(1961年教育)は歩きながら何やら独り言、よく聞くと「流石に早稲田魂はここに生きている。目立たないが惜しみなく私財を使う」と讃えていた。
 三渓園を後にして横浜中華街の中国飯店にてご苦労様会。幹事の労に感謝し、乾杯の音頭に心地よく喉を潤した。
(綱川健一 記)

■参加者:石野厚、糸賀大、稲葉茂、大槻俊一、越智威雄、小泉保彦、児玉總一郎、島岡榮基、田中清司、綱川健一、土肥恭一、能智和美、朴英信、保科卓爾、見田元、山田隆、堀ふみよ(能智氏知人)

■ウェブサイト:
http://www.quon.asia/sns/?m=sns&a=page_c_home&target_c_commu_id=249

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