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川崎稲門会 第18回歴史散策同好会
2016年11月27日(日)に開催。
午後から雨の予報であったが、集合時間の午後1時には薄日も差す中、JR京浜東北線鶴見駅西口階段下に集合。まずは徒歩で曹洞宗大本山の総持寺へと向かう。50万㎡という広大な敷地に多くの堂塔伽藍が配置されている。三門を通り向唐門をくぐって仏殿へとまっすぐ進む中雀門は閉まっているので、右側の金鶏門から中に入り大租堂、仏殿と見て裏手にある墓地へ。多くの著名人が埋葬されているが、その代表は石原裕次郎。真新しい花とまだ煙を上げているお線香に包まれた墓所でしばし裕次郎をしのんだ後、仏光閣や大梵鐘等を見ながら総持寺を後にして鶴見線の国道駅に向かう。
鶴見線は1926年に鶴見臨港鉄道が浜川崎・弁天橋間と大川支線分岐点・大川駅間に貨物線として開業し、その後旅客用にも使われるようになり、何度かの延伸・電化などが行われ、1943年に国有化されて現在に至っている。国道駅はそんな鶴見線が鶴見駅を出て国道1号線と立体交差する高架橋の上にあり、ここから海芝浦駅行きの電車に。車窓を流れる工場地帯を見ながら終点の海芝浦駅に到着。ここは東芝専用駅になっているために一般乗客は駅に隣接して解放されている小公園以外は外に出ることができない。折り返しの電車で鶴見駅まで戻り、今度は同じ車両で扇町駅まで向かうことに。今回は乗車しなかったが途中の安善駅から分かれて大川駅に向かう支線もある。終点の扇町駅に到着するころには少し雨が降り出したが、バスで今日の懇親会場である焼肉屋「桜苑」へと向かった。
鶴見線の存在は知っていても乗ったこともないしこれからも乗る機会はないと思っていたという人や会社員時代に仕事で乗っていたので懐かしかったという人など、今回の児玉幹事の企画に感謝しながら、おいしい焼肉と飲み物を楽しみながらいろいろな話に花を咲かせてあっという間に2時間の懇親会が終了し、お店のバスで川崎駅へと向かい散会となった。
来年の春は横浜の「三溪園」を散策予定との発表があったので次回も多数の方の参加をお待ちしています。
(越智威雄記)
参加者:石野厚、稲葉茂、井上勝利、大江宏器、大槻俊一、越智威雄、児玉總一郎、島岡栄基、田中清司、綱川健一、能智和美、平沢和久、保科卓爾、細井肇、山吉新一、(ゲスト参加)杉山博
■連絡先:幹事長 綱川健一
waseda@tsunakawa.jp