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武蔵野稲門会 長野県川上村探訪バスツアー
武蔵野稲門会新規活動企画委員会の企画により、長野県南佐久郡川上村および信州上田方面を訪れるバスツアーを開催した。1泊の宿は、川上村にある「武蔵野市立自然の村」である。
2016年9月28日、小雨模様の曇天、JR三鷹駅北口にて、参加者24人を乗せたバスは駆け付けた諸江会長、杉原財務委員長の笑顔に見送られ、午前9時軽やかに発進した。後部座席はサロン風、飲物とツマミに促され、中央のテーブルを囲んで早々とにぎやかな談笑が始まり、楽しい旅が一気に盛り上がる。
昼時は北杜市でおいしい信州そばに舌鼓、続いて同市内のサントリーウイスキー白州蒸留所を見学、最後に試飲会、四種類のモルトウイスキーを、美人ガイド嬢の説明を聞きながら存分に味わい、バスは一路川上村へ。
村では、絶滅寸前となった野生種「川上犬」を復活、保護育成している展示施設を見学した後、標高2,599mの金峰山の麓1,700mの雑木林の中にある「自然の村」に到着。1階の広いホールは太い丸太柱を縦横無尽に組み合わせた吹き抜けのしゃれた山小屋ロッジ風、2階は吹き抜けを囲むように、和洋の寝室と研修室が並ぶ。1階のテラスからの山々の眺望が素晴らしい。夕食を兼ねた夜の大宴会は、貸切り状態のため、深夜まで最高の盛り上がり。
翌日は、早朝からの入浴、朝食の後、一路上田市へ。戦没画学生による美術館である「無言館」を見学する。感動に涙する人も。その後の昼食会には、上田稲門会の西田不折会長、土屋陽一副会長が地酒の手土産持参にて駆け付け、温かく迎えていただき、終始和やかな懇親会となる。
いよいよ旅の終わりのクライマックス、上田城址と真田丸大河ドラマ館の訪問である。城攻めの徳川家康軍勢を2度も撃退したという上田城、その城趾に聳える巨大な石垣を目の当たりに見て、当時の人力に頼る土木工事の苦労や築城後の戦乱の有り様、手段を選ばず、有りとあらゆる策謀、戦略を駆使して戦国を生き抜いた真田一族の姿が次々と脳裏によみがえる。真田丸大河ドラマ館は、平日にもかかわらず大盛況。館内では人混みを掻き分けるようにしてようやく一巡することができた。心地良い疲労感と満足感に充たされて帰路、午後7時半、全員無事に三鷹駅に到着した。
(片岡冬里 記)
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