花曇りの2016年4月2日（土）、中小企業診断士稲門会は恒例の春の懇親イベントを実施し、15名が参加しました。水産ビジネスの見聞を広めようと、横浜中央卸売市場と鮮魚小売店を関東に40店舗を展開する「吉川水産」の横浜事務所を訪ねました。横浜中央卸売市場は築地ほどの知名度はありませんが、みなとみらいを一望できるベイエリアに位置しています。
　卸売市場見学ということで、横浜駅に朝8時集合のスケジュールでしたが、市場の「本業」はほぼ終了しており、見学者対象のイベントが始まる時間でした。知っているようで知らない卸売市場の役割や鮮魚小売ビジネスについて学ぶところが多く、その日から参加者は鮮魚を見る目が変わったことでしょう。「座学」だけではなく、マグロ解体ショーや横浜八景島産真昆布の味噌汁試食、お笑い番組のバツゲームでおなじみの氷点下40度のマグロの超低温冷蔵庫に入る「体験学習」など、盛りだくさんの一日でした。吉川水産に特別にご用意いただいた弁当に舌鼓を打ちつつ、満開の桜を見ながらの帰路となりました。
（山本光康記）

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