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川崎稲門会 ワセダサロン3月例会
2016年3月14日(月)武蔵小杉ユニオンビルにて午後6時半より開催。島岡会長のあいさつと乾杯に続いて、初参加の今泉孝志(1978年政経)氏の自己紹介、幹事長から報告・連絡などを行った。
今回は元衆議院議員で「小さな親切」運動本部代表の鈴木恒夫氏(1963年政経)に『最近の世情と「小さな親切」運動』と題して講演をしていただいた。「小さな親切」運動は茅誠司東大学長が1963年3月の卒業式で卒業生に向けた言葉をきっかけに同氏を代表として同年6月13日にスタートし50年を超える活動であることが紹介された。その他にも、「できる親切はみんなでしましょう、それが社会の習慣となるように」をスローガンとし、「朝夕のあいさつを必ずしましょう、紙くずなどを捨てないようにしましょう」など「小さな親切」8カ条のもと一般の方から推薦された「小さな親切」をした個人・団体に対する実行章の贈呈、小中学生を対象とした作文コンクール、年齢を問わない葉書キャンペーンの「小さな親切」エッセイコンテスト、日本列島クリーン大作戦、車椅子寄贈運動などの活動を行っていること、実行章の受章者は累計で572万人を突破し、作文コンクールの昨年の応募者は小中あわせて5万人超になることなどの紹介があった。最後に宮沢賢治の『雨にも負けず』の詩の手書き原稿の復刻版のコピーをもとに、この詩はまさに「小さな親切」の精神そのものであると話を締めくくられた。
質疑応答で、もっとこのような活動を広くPRしたらよいのではという意見も出たが、マスコミも数多くある各種運動のなかで特定の活動だけを取り上げることの難しさもあるようだと答えられ、元NHKの井上勝利(1967年法学)からもその通りであるとの補足説明があった。最後に校歌を斉唱して午後8時過ぎに散会。
(越智威雄記)
<出席者>青木晋也、石野厚、伊藤静子、糸賀大、井上勝利、今泉孝志、江原哲、大石吾朗、越智威雄、川島由美子、島岡栄基、清水秀紀、田中恭一、多奈部純一、綱川健一、土肥恭一、戸辺憲、濱志津子、平沢和久、二見治司、森本正、吉田郁夫
(連絡先)幹事長 越智威雄
t-ochi@hkg.odn.ne.jp