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川崎稲門会 ワセダサロン7月例会
2015年7月21日(火)、武蔵小杉「ユニオンビル」にて午後6時半より開催。島岡会長のあいさつと乾杯に続き、初参加の野口茂(1978年教育)氏の自己紹介、越智幹事長から連絡や稲門祭記念品販売への協力要請などを行った。
今回は大江宏器(1962年商)会員がWASEDA’S Health Studyの測定で所沢キャンパスに行った際に、その中心メンバーである早稲田大学スポーツ科学学術院教授の樋口満氏と話をしたことが縁でお願いすることになった。「シニア・エイジへの“動楽”の勧め」と題する講演では、最初にWASEDA’S Health Studyの現在の進捗状況や、測定風景などの紹介があり、その後に健康寿命・介護予防を阻害する3大要因はメタボ、認知症、ロコモ(運動器症候群)で、ロコモにならないための継続的な運動は60歳を過ぎても心肺・体力の向上に繋がること、1日10分の日光浴で骨・筋肉・心臓・すい臓などに必要なビタミンDが賄えること、高齢者の健康には遺伝的要因より生活習慣の影響が大きいことなどを各種データに基づいて話していただいた。また、二足歩行の人間にとっては大腰筋(牛・豚のヒレ肉に相当)が重要で、これを鍛えるにはボート漕ぎ運動(Rowing)が最適とのことで米国・ヨーロッパでは盛んにおこなわれているとのこと。最後に運動を始めるのに遅すぎるということはなく、楽しく仲間と続けることが大切とのことであった。
質疑応答でもいろいろな話が出たが、有酸素運動とレジスタンス運動(筋トレ)の組み合わせが重要とのことであった。最後に板橋洋一氏(52政経)の音頭で恒例の校歌を斉唱して午後8時半に散会。
(越智威雄記)
出席者:石野厚、石橋明久、板橋洋一、稲葉茂、江原哲、大石吾朗、大江宏器、越智威雄、栗本幹夫、小泉保彦、児玉總一郎、島岡栄基、田中清司、綱川健一、野口茂、保科卓爾、山田隆、吉田郁夫
連絡先:幹事長 越智威雄
t-ochi@hkg.odn.ne.jp
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