2015年5月30日（土）9時、早稲田9勝1敗勝ち点4単独1位、慶應に初戦で勝てば即優勝決定という状況のもと、５４ら会精鋭18名が必勝の確信と気合充分の状態で、1塁側のファミリーシートボックス席5カ所を占有し、早稲田の優勝を見届けるまで声援を送りました。
　ファミリーシート占有にあたっては昨年から「席取挺身隊」が結成されています。今年も藤瀬隊長以下、気合充分の4名が前日12時および当日の7時半に並び、先頭列の1番2番3番4番を独占した次第です。

　ファミリーシートを何のために取るのかですって？ご覧ください。この快適そうなスペースを。飲食用のテーブルとゆったりの椅子が各ボックスに5名または4名分用意されています。こだわる我らはテーブルにはクロスをしきます。もちろん快適豪快に飲み食べまくり、早稲田への応援ボルテージを最大限に上げて、母校の優勝に貢献するためです。

　さて10時になって中心メンバーがそろいました。「一般応援席の消費酒量とその母校の勝利確率は正の相関にあり」従って「OBOG飲んで騒ぐほど早稲田の優勝への道は近づく」という有力学説を信奉してやまない５４らが持ち寄りし酒類、料理が各ボックスのテーブルを埋め尽くし、1人が到着すると「カンパーイ！」とやっているものですから、早慶賛歌が始まる12時まではあっという間。
　校旗入場で「カンパーイ！」、エール交歓の直後、試合開始で「カンパーイ！」。もちろん点が入って「カンパーイ」とかやっている間に、早稲田は1点先行、2点取り、最終的には4点取っての完封大勝利！！
　「え？おまえらちゃんと応援したのか！？」ですって？　当たり前じゃないですか！
　もちろん、ふらつきつつも、紺碧の空は得点するたびに立って肩を組んで歌いましたし、都の西北は、五十肩、六十肩にも負けずに右手を天高く突き出して歌いましたよ。
　だって「早慶戦」ですもん！
　眼前で優勝を決めてくれた母校野球部と華麗な応援指導を展開した応援部に対して、何十回目かの「カンパーイ」をした後で、久しぶりに味わう優勝の文字をかみしめて実感した我ら５４ら18名でした。

　神宮屋外宴会は大盛り上がりで終わりましたが、屋内宴会に多数がまた繰り出したのはいうまでもありません。
（村山豊記）
　　
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