３月１６日（月）、「武蔵小杉ユニオンビル」にて午後6時より開催。島岡会長のあいさつと乾杯に続き、初参加の石橋明久氏（57年政経）の自己紹介、越智幹事長から校友会代議員会や３月１４日に行われた若手校友の交流会などの報告を行った。
　今回は早稲田大学大学院法務研究科客員教授で弁護士の児島幸良氏に「少子高齢化・人口減少がもたらす法律問題」と題して講演をお願いした。氏は多彩な経歴の持ち主で、その経験に基づいた大局的な観点から大変分かりやすく大きな問題点とその解決策を提示していただいた。少子化と高齢化が進むと人口減少になるのではないというところから話は始まり、少子化では企業の採用活動の柔軟化と不祥事対応が重要であり、高齢化では法律面と制度面での保護強化が必要であると述べられた。人口減少についてはマンパワーの不足はロボットで代替できるが、頭脳の減少には人工知能、高齢者の活用、女性の活用の３つが考えられるが、世界１５０か国の女性活用のランキングで下位数番目にランクする日本では今後はとくに女性の活用に重点を置くべきと述べられた。
　参加していた女性会員からも自分の周辺の女性の実態に基づいた質問が出るなど、活発な質疑応答が続いたが、最後に恒例の校歌を斉唱して８時に散会。
（越智威雄記）

＜出席者＞池田明彦、石野厚、石橋明久、稲葉茂、井上勝利、越智威雄、川島由美子、栗本幹夫、小泉保彦、児玉總一郎、島岡栄基、清水秀紀、曽禰純一郎、田中恭一、綱川健一、戸辺憲、朴信英、平沢和久、保科卓爾、森本正、吉田郁夫、和田千鶴子

連絡先：幹事長　越智威雄
お問い合わせ先：t-ochi@hkg.odn.ne.jp
ウェブサイト：
http://www.quon.asia/sns/?m=sns&a=page_h_com_find_all&keyword=%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E7%A8%B2%E9%96%80%E4%BC%9A&search_query=commu