実行委員長あいさつ
実行委員長あいさつ
東京2020のオリンピックとパラリンピックが終わり、多くの感動や刺激を噛みしめる日々を過ごすうちに、季節は夏から秋に移り変わっておりました。予想もしなかった第五波やら、COVID-19の新種の株が次々に現れて、残念ながら今年の稲門祭は無観客での開催と決まりました。当初から、感染対策のためキャンパス内での飲食は全て禁止にして、早稲田の商店街にご協力をいただく予定であらゆる準備をしてまいりましたが、このままでは喜んで協力してくださるW商連(早稲田大学周辺商店連合会)にご迷惑をかけることは必至であり、また、校友の皆様の命や健康が第一優先であるという観点から、涙を飲んでの「無観客開催」を決意いたしました。
ただし、去年と違うのは「中止」ではなく、「無観客の開催」「初のオンライン開催」と、あくまでも今年できることを全て振り絞って開催しようという前向きな意気込みでおります。大隈講堂のライブ配信は、いつも通りに音連の豊かなパフォーマンスがあります。記念品の抽選も行われます。さまざまな企業・稲門会・団体からご協賛いただいた豪華景品をご準備しております。さらに、オンラインでの開催のため、世界中・全国津々浦々どこからでもご参加いただくことが可能です。
広告・景品をご協賛いただける企業・稲門会・団体の皆さま、初のオンライン開催に際し変わらぬお力添えをいただける校友の皆さまに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今できること、将来に向けてできること、現在の状況で楽しめること、そういう知恵と力を振り絞った稲門祭の「開催」です。大隈庭園で痛飲できる日を確信しながら全国津々浦々の校友のご健康を祈念して乾杯いたしましょう。さあ、早稲田から世界へ。
2021稲門祭実行委員長
三石由起子