会場
8号館地下1階B107教室
時間
13:00~15:30

人々の暮らす空間の安全について、人々の求める安心を得られるために、人々はなにをすべきか?天井落下、汚染水の漏水など、想定外の事故が相次ぐ中、気鋭の早大出身専門家が一同に会し、現状の打破を大いに語ります。

  • 川口健一(東京大学教授)

    1962年生まれ。85年早稲田大学理工学部建築学科卒業。91 年東京大学工学系研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。93 年、イギリス・インペリアルカレッジ、ケンブリッジ大学客員博士、95 年東京大学生産技術研究所助教授、2006 年より現職。19立体構造、張力構造、展開構造、免震構造、天井材の安全性など、建築構造から境界領域までさまざまな研究と開発を行っている。現在、IASS(シェルと空間構造に関する国際学会)副会長。受賞:日本建築学会賞(2012 年:論文賞)他設計作品:テンセグリティドーム・ホワイトライノ(2001 年)、東京大学工学部新2 号館構造計画(2006 年)他。著作:「建築のすべてがわかる本」監修(2010 年:ナツメ社)、一般逆行列とその応用(2011 年:コロナ社)等。

  • 加藤 永(国土交通省都市防災対策推進室 前室長)

    1960年愛媛県生まれ。83年理工学部 建築学科卒業、85年早稲田大学大学院 理工学研究科 修士課程終了。同年、建設省(現国土交通省)入省。その後、同省都市局都市計画課、住宅局住宅政策課等の他、兵庫県庁、千葉市役所、奈良県庁、長崎県庁等での勤務を経て、2012年から 国土交通省 都市局 都市安全課 都市防災対策推進室長(東日本大震災からの復興、都市防災対策等を担当)。

  • 髙橋勝浩(稲城市長)

    1963年東京都生まれ。85年早稲田大学政治経済学部卒業後、稲城市転入、稲城市役所入所。市立病院医事課長、財政課長、会計管理者、生活環境部長などを歴任。2011年稲城市市長に当選。

  • 小峯秀雄(茨城大学教授)

    1962年東京都生まれ。85年早稲田大学理工学部土木工学科卒業、87年早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程建設工学(土木)専攻修了。(財)電力中央研究所を経て2001年茨城大学。08年より教授。ベントナイト系遮水材研究により、科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)や地盤工学会研究業績賞、土木学会論文賞を受賞。専門は、土木工学・地盤工学であり、放射性廃棄物処分技術や土壌汚染対策、排出資源の有効利用、都市地下トンネル建設等において。社会に直接貢献できる技術開発と研究を行っている。

  • 有賀隆(早稲田大学教授)

    1985早稲田大学理工学部建築学科卒業、87年同大学院修士課程(都市計画研究)修了。カリフォルニア大学バークレー校環境デザイン学研究科Ph.D.プログラム留学後、名古屋大学大学院環境学研究科・都市環境学専攻助教授を経て、2006 年より現職。アーバンデザイン、都市の形態・機能変容と社会分析、住環境設計・計画研究、都市計画論が専門。主な著書に「地域と大学の共創まちづくり」(共著、学芸出版社、2008 年)、「景観法活用ガイド」(日本建築学会編著、ぎょうせい、2008 年)、「唐津:都市の再編 歩きたくなる魅力ある街へ」(共著、日本建築学会編、鹿島出版会、2012年)ほか多数。日本建築学会「巨大災害からの回復力が強いまちづくり特別調査委員会」都市計画部門主査、福島県白河市「歴史的風致維持向上計画協議会」会長、同市「景観審議会」委員、(独)国際協力機構「E-JUST エジプト日本科学技術大学」キャンパス国際設計競技審査委員ほか。

  • 進行・朝田思乃(人材育成プロデューサー、㈱プロビーダ社長)

    1985年早稲田大学教育学部卒。在学中は、体育局・軟式庭球部で活動。(株)リクルートでの営業マン人生を経て、2008 年(株)プロビーダ設立。人材育成プロデューサーとして「働く人を元気にする」企業研修や育成サポート実践中。

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