佐賀県支部より〜イベント報告〜
125記念植樹
▲ 記念植樹の様子。
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▲ 野点で寛ぐ参加者の皆さん。
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▲ 神事は厳粛に行われた。
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佐賀市では毎年佐賀県出身で早稲田大学の創設者「大隈重信」の功績を称える「大隈祭」を開催しています。本年は創立125周年記念事業として、校友会佐賀県支部と大隈記念保存会の主催で開催。5月13日 五月晴れのなか、校友、国会議員、市議会議員、地元住民ら約200人が参加しました。
大隈記念館にある大隈重信像の前に会場が作られ、神事が行われました。大学の代表として奥島孝康前総長が玉串奉奠を行い、関係者一同それに倣いました。続いて大隈記念会保存会理事長・秀島敏行佐賀市長から「今後ますます大隈候の顕彰に努めたい」との挨拶があり、校友の薩摩琵琶奏者、北原香菜子さんが奉納演奏を行いました。続いて、奥島前総長が「築地梁山泊と大隈重信」と題し、近代日本建設のために奔走した大隈さんの精神を称賛し、伊藤博文らと私邸で語り合ったエピソードなど明治の政治家らとの交流についての講演を行いました。熱のこもったお話の内容に時間を忘れるほどで、もっと聞きたかったとの声が多くありました。
また、生家の庭園においては、校友の夫人方の協力によりお茶の野点が行われました。
創立125周年記念事業として、大隈さんが子ども時代に登って遊んだという縁の「マキの木」を奥島前総長、秀島市長、野中佐賀県支部顧問、地元代表の6名の方の手により記念植樹しました。このマキの木が大隈さんの功績を次の世代に継承するともに、早稲田大学の第二の建学のに向けて飛躍のシンボルとなることを願っています。
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