大阪府支部より〜イベント報告〜

▲熱心な保護者たちでいっぱい。

▲作家の視点から巧みな話術で講演する三田氏。

11月19日リーガロイヤルホテル大阪にて、大阪府支部総会に続き、 地域発125フェスティバルｉｎ大阪として、エクステンション講演会、パネル展示が開催されました。

エクステンション講演会ではまず、江夏健一副総長による「創立125周年を迎えた早稲田〜今、そして、これから〜」と題した講演が行われ、母校を取り巻く現況およびこれからの進むべき方向性について分かり易く語られました。次に作家の三田誠広氏から学生時代のエピソードなども交えながら、関西ゆかりの人物として「桓武天皇・空海・堺屋太一」をテーマに、時代背景や人間関係を軸に、きめ細やかな視点でご講演頂きました。
　併設された写真パネル展では、大隈重信侯を偲ぶパネルや歴代総長のパネルなどを展示して、多くの方が見入っていました。
　また、講演会に先立ち進学相談会も開催。ご要望に応じて面談を実施しましたが時間を延長するなど、多数の父母の参加があり早稲田大学への関心の高さが伺えました。

2月22日、WASEDA125フェスティバルを開催

▲設営後の舞台背景

　大阪府における125フェスタとして小泉八雲の生涯を描いた「ソロミュージカルYAKUMO」を上演した。

会場である中之島の大阪市中央公会堂はネオ・ルネッサンス様式で、重厚でかつエレガントな空間が、舞台の雰囲気をより素晴らしいものにしていた。校友、沢木　順氏の熱演に６００名の観客は魅了され、YAKUMOの世界に引き込まれていった。

横山支部長から小泉八雲の言った「恐れるな絶望を。恐れる不幸を。恐れるな弱さを」を引用し、現代の日本人が忘れているこの言葉を今一度味わって見るべきだと挨拶があった。終演後は応援部OBのリードにより、会場全員で「都の西北」の大合唱。最後まで熱さに溢れる一夜だった。