静岡県支部より〜イベント報告〜
静岡県の遠州稲門会では、早稲田大学が長年蓄積してきた学術、文化、スポーツなど
地域に出向いて紹介、公開し交流を図ることを目的として、1999年より8年連続で演奏
会、講演会、スポーツ教室、図書館蔵展などの
イベントを開催してきました。
それにより創立125周年記念125フェスティバルの下地は十分にあり、各地の稲門会も
「遠州に負けるな」とばかりに様々なイベントを開催しました。
講演会・文化行事
早稲田大学図書館が所蔵する膨大な資料の中から、江戸期の名残をとどめる明治初期の日本風俗の古写真とその周辺資料の展示会を6/6〜7/8・磐田市、7/23〜8/10・富士市、8/22〜9/12・沼津市と県内の三会場で開催しました。6/24には熱海稲門会の主管で熱海を愛した坪内逍遙が、熱海の文化的な発展を願い、熱海の歴史や伝説を題材として書き下ろした『熱海ページェント』を、熱海市とともに復活上演しました。
8/4に開催した静岡県稲門祭(支部総会)では、小中高生から“ぼくの、わたしの『夢追いかけて』”と題し作文をコンクールを開催し、早稲田大学総長賞など優秀作10点を選定し表彰式が行われ、白井総長から表彰を直接受けた受賞者の子供たちは目を輝かせて感激していました。また、「欲望としてのポータビリティ− 20世紀、科学イメージの力−」の演題で、原克教育学部教授による講演がありました。
また12/8には沼津校友会の主管で、晩年を沼津で過ごした若山牧水を中心として、早稲田に学んだ近代歌人について内藤明社会科学総合学術院教授の講演会を開催しました。
スポーツイベント
6/10のヤマハスタジアムにおける、早稲田大学対ヤマハ発動機のラグビーオープン戦を皮切りに、様々なスポーツイベントが開催。7/1はバスケットボール、7/16は女子サッカーフェスティバルと、小、中、高校女子を対象にスポーツ教室を開催しました。8/25には静岡市稲門会、清水稲門会が中心となり、草薙球場でオール早慶戦が開催され、10対2で慶応を制しました。観客のお目当ての斎藤投手も登板し、暑い草薙球場がさらに熱く熱く盛り上がりました。
演奏会・公演
8/12に浜松アクトシティーホールにて、早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブステージと早稲田大学応援部リーダー、吹奏楽団、チアリーダースのステージによる演奏会が開催され、約1000名の観客から喝采をうけました。また演奏会に先立ち、浜松駅前広場で応援部のデモンストレーションを開催し、多くの市民にご覧いただきました。 8/25は浜松市教育文化会館で早稲田大学合唱団のコンサートを開催。地元のライオネット合唱団と共演などアットホームな演奏会となりました。
9/11には南伊豆稲門会の主管で下田市民文化会館において、早稲田大学グリークラブの演奏会が開かれました。会場はほぼ満席。客席を埋めた校友、父母、市民らは「都の西北の若人」の迫力ある男性合唱の魅力に酔いしれました。創立125周年記念のマスコットである「ワセダベア」も特別参加し、ユーモアのあふれる舞台に観客も一体となった公演でした。
|
|
▲浜松駅前のアトラクション。大勢の人たちが集まった。 |
▲ワセダベアの登場に会場もヒートアップ。 |
「WASEDA 地域発125フェスティバルin静岡」は、その名のとおり静岡県各地でイベントが開催され、まさに静岡全域が「ワセダ色」に染まりました。
|