▲衣装がユニーク、楽しいステージもあります。 |
岩手県支部より〜イベント報告〜
8月8日、あいにくの雨模様にもかかわらず、お客様が次々に来場。大石満雄花巻市長、伊藤久雄花巻稲門会会長の挨拶をいただき、「グリークラブみちのく演奏会in花巻」が幕を開けた。
早稲田大学校歌「都の西北」、グリークラブソング「輝く太陽」に始まり、迫力溢れる男声合唱が続き、パフォーマンスや小道具を盛り込んだステージが繰り広げられた。サービス精神いっぱいのプログラムは、子どもも一緒に楽しめる内容で、観客は歌とともに笑い、学生たちの合唱に暖かい拍手で応えた。その感動はどれほどのものだったか・・・・・・。拍手渦巻くエンディングの中、会場からの「ありがとう!」の掛け声がはっきりと物語っていた。
公演終了後、ホールで余韻冷めやらぬ観客を迎えたのは、思いもかけないグリークラブの歌声。
それは、足を運んでいただいたお客さまを感謝の歌声でお見送りするサプライズの“ロビーストーム”。
握手を交わし、一緒に口ずさみ、舞台とはまた違った一体感の中、この日の幕となった。
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▲伊藤久雄花巻稲門会会長(右)と、林正文花巻稲門会幹事長(左) |
▲見事な歌声と団結力を披露してくれたグリークラブ。 |
▲盛岡の “ロビーストーム”では、賛助団体・不来方高等学校音楽部の生徒も飛び入り参加。 |
翌9日は、天気は回復したものの冷涼な東北とは思えない蒸し暑さ。舞台を盛岡に移しての演奏会は前日同様、感動的なステージが繰り広げられた。終了後の“ロビーストーム”で、団員に握手を求める観客の中に、前日の花巻公演が素晴らしかったと、友人を誘って盛岡へ足を運んでくださった方がいらした。感動は逆にグリークラブ団員へ伝播し、ロビーは感動の対流に包まれ、最終的な幕切れとなった。
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▲賛助団体「響流はなまき」は、人生キャリアを感じさせる円熟したステージ。 |
▲平井衛岩手県支部長。「『早稲田グリークラブ』の素晴らしい歌声と洗練されたハーモニーが、校友と観客の皆様に大きな感動を与えたことを確信しました」 |
▲功労者、三浦克谷岩手県支部事務局長(右)と、谷山輝グリークラブ演奏旅行マネージャー。
「各支部の先輩方には毎年お世話になっていますが、特に今年は創立125周年記念事業にお声かけいただき、大変光栄でした。来年は、ブラジル公演開催予定。引き続きご支援よろしくお願いいたします!」(谷山マネージャー)。 |
会場を移して開催された関係者の懇親会では、両会場とも、グリークラブによる校歌、応援歌が再び披露され、大いに盛り上がった。盛岡では、野口周治郎校友会秋田県支部長とともに秋田から聴きに来てくださった慶應義塾合唱団の大先輩、石田俊介様を“若き血”の大合唱でお迎えするなどのひと幕もあった。岩手県支部メンバーの中からは、グリークラブOBから現役団員への言葉、応援部リーダーOBによるエールなどが披露され、校歌の「集まり散じて人は変われど」の歌詞のとおり、世代を超えた新たな縁が築かれ、また一方では旧くからの絆を確かめ合い、大成功のもと岩手の夜は更けていった。 |